授業案内:薬理学教室が担当する授業

授業範囲

学部講義では、生体機能学の中の薬理学総論と各論、実習を担当します。
生体機能学は臓器別に講義は進行しますが、その中に薬物の作用に関する項目(薬理学)を織り混ぜています。
つまり、臓器別が横の糸、縦の糸が薬理学という関係になります。
生態機能学の全講義が必修の獣医学専攻の学生は、薬理学を学ぶという観点から講義に臨んで下さい。 授業を受ける時の心構え・評価 授業は、基本的な生物学を理解していることを前提に進めます。
出来る限り多くの、そして最新の知識を身につけて欲しいとの観点から、プリントとスライドを多用して速いテンポで進めます。
したがって、予め授業資料に目を通し、つぎに何を話すかを予想しつつ聞くことをすすめます。
成績は、出席点と試験の点をおよそ 1:1 で評価します。(講師が分担している場合は、按分で)

理解できない、あるいはつまらないという理由であまり授業に出席しない学生をたまに見受けますが、それは間違いだと思います。、、、、授業で聞いたことがらは、必ずどこか頭の片隅に残るもので、自ら参考書などで学ぶよりは、ずっと効率的です。理系の人間にとって、専門知識は生活の糧となるものです。今一歩踏ん張らなくてはならい時、その知識は必ず役立つはずです

教科書と参考書

教科書: 新獣医薬理学 近代出版 2004  
参考書: 小動物の臨床薬理学 文永堂 2003

       

年間授業計画

薬理学総論

  1. 薬と薬理学、薬理作用とはなにか 1)
  2. 薬と薬理学、薬理作用とはなにか 2)
  3. 医薬品の基準、開発
  4. 薬の体内動態 1)  (農工大学:下田講師担当)
  5. 薬の体内動態 2)  (農工大学:下田講師担当)
  6. 薬の有害作用

薬理学各論

  1. 興奮性細胞の電気現象の基礎と薬物の作用 
  2. 筋の電気現象と収縮機序
  3. 自律神経系に作用する薬物
  4. 中枢神経系に作用する薬物
  5. オータコイドとその生理機構 I
  6. オータコイドとその生理機構 II
  7. オータコイドとその生理機構 III  
  8. オータコイドと病態
  9. 消化管運動の調節とその薬理
  10. 胃液分泌とその薬理 
  11. 心臓に作用する薬物
  12. 血管に作用する薬物
  13. 血液凝固に作用する薬物 (第一製薬:石原講師担当)
  14. 血清脂質改善薬 (第一製薬:石原講師担当)
  15. 無機塩類代謝とイオン作用、腎機能に影響する薬物
  16. 抗菌薬・抗癌薬 
  17. 駆虫薬・殺虫薬
    付:動物医療に使われる薬

生体機能学実習

  1. 薬理担当分 (全体実習、班別実習)
  2. 研究とは何か(研究者となるためのプロセス) 

駒場総合科目 E:物質生命一般 高等動物の比較生物学(オムニバス講義の1コマ)

  1. 天然毒の研究と創薬

応用動物科学トピックス

  1. 消化管運動と病態