東京大学 獣医内科学教室 本文へジャンプ
主な研究活動(炎症マーカー・消化器関連)

 

動物の急性相蛋白とその臨床応用に関する研究


犬および猫の炎症マーカーとして、C-反応性蛋白(CRP)や血清アミロイドA(SAA)などの急性相蛋白を臨床例で測定し、さまざまな疾患時の動態について研究を行っている。また新たな炎症マーカーとしてHMGB1(High mobility group box 1)に注目し、その臨床的有用性について検討している。


 

犬および猫の肝・胆道系疾患の新規診断法および新規治療法に関する研究


犬の肝結節性病変の診断ツールとして、造影超音波を応用し、その臨床的有用性について検討している。また慢性肝疾患とくに線維化を病理組織学的手法によらない新たな方法で評価するための臨床病理学的マーカーあるいは遺伝子学的マーカーについて研究している。胆嚢疾患と胆嚢の運動性さらに脂質代謝、インスリン抵抗性との関連性についても研究を始めている。

 

犬の消化器疾患とくに炎症性腸疾患の病態に関する研究


炎症性腸疾患時における、粘膜透過性と接着分子の変動や、蛋白漏出を伴った際に認められる凝固異常について研究している。また犬の消化器疾患時における消化管運動性の変化について、超音波や呼気試験を用いた評価を行っている。

犬および猫の栄養アセスメント蛋白とその臨床応用に関する研究


より客観的に短期的な栄養状態を評価するために、犬や猫で臨床応用可能な血中の栄養アセスメント蛋白を検索している。とくにRTP(Rapid turnover protein)を測定し、栄養状態や疾患の重篤度、予後との関連性について検討を始めている。