橋渡し研究の最前線だから実現可能な産学連携
当研究室では小動物臨床における橋渡し研究を精力的に行っており、これまでに犬や猫に発生する様々な疾患に対する新規診断法・治療法の確立に至っています。これらの成果の中には臨床検査受託企業や製薬企業などとの共同研究を通じて開発・臨床応用に至った例も少なくありません。
具体的には、
- 新たな血液検査系の有用性検証と臨床応用
- 腫瘍性疾患におけるゲノム異常を利用した新規診断系の確立
- 新規化合物の治療効果の検討、既存薬が持つ新たな効能の検証と臨床応用
などが挙げられます。
このような産学連携は、実際の症例の診療にあたる現場から生まれたニーズに基づいて開始され、症例検体を用いた有用性の検討を経て実際の臨床現場に還元されており、まさに橋渡し研究の最前線で行われた共同研究だからこそ生み出せた社会的有用性の高い成果となっています。
すでに開発済みの成果物・技術の臨床応用のご相談はもちろんのこと、まずは小動物臨床現場で今何が求められているか、というご相談から共同研究を開始することもお受けしています。お気軽にご連絡ください。
問い合わせ先
- 〒113-8657
- 東京都文京区弥生1-1-1 生命科学総合研究棟B 202
- メール:utvim.mt*gmail.com(*を@に変えて送信してください)