
博士(獣医学)。1967年東京都生まれ。1991年東京大学農学部卒業。1992年から2年間ピッツバーグ大学医学部研究員。1995年東京大学大学院農学系研究科獣医学専攻博士課程単位取得退学。1995年より同大学院農学生命科学研究科応用遺伝学教室助手。2000年から1年間文部省在外研究員としてアリゾナ大学留学。2001年4月より現職。 学部時代には生殖生理学に関するテーマ(獣医生理学教室の伝統的なテーマである20a-HSDに関してその活性抑制物質の探索や、黄体形成機構におけるマクロファージの役割の解明、フォリスタチン抗体の作成など)に従事。これを機に研究の世界に飛び込み、一回目の留学中はそれまでのテーマとはうって変わってヒトインスリン受容体の構造解析に従事。帰国後、再び生殖生理学に戻り今度はウマの繁殖機能制御に関わる遺伝子(インヒビン/アクチビン)の単離や発現パターンの解析を行う。応用遺伝学教室助手時代には骨格筋再生機構に関する研究を開始し、現在は骨格筋などの組織特異的幹細胞の分化決定機構の解明を目指している。 これまで様々な研究分野に従事してきた経験を大いに生かして、広い視野からアプローチした研究を行っていきたい。
略歴
- 1991年 東京大学農学部獣医学科
- 1995年 東京大学大学院農学系研究科獣医学専攻
- 1992年 日本学術振興会 特別研究員
- 1992年 米国ピッツバーグ大学医学部 研究員
- 1995年 東京大学大学院農学生命科学研究科応用遺伝学教室 助手
- 2000年 米国アリゾナ大学栄養科学科骨格筋研究部門 文部省在外研究員
- 2001年 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医生理学教室 准教授
学会
日本獣医学会
日本内分泌学会
日本神経内分泌学会
日本生殖内分泌学会
日本繁殖生物学会
主な研究助成
科学研究費助成事業データベース
E-mail:akeita(a)g.ecc.u-tokyo.ac.jp
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