研究室紹介

主な研究テーマ Selected Publications
  • 生殖細胞/生殖腺の発生、性分化および精子発生の分子機構
  • 発生、病態におけるSRY関連遺伝子SOXの機能
  • 胚性幹細胞からの胚様体形成と着床
  • マウス器官形成におけるMAB21の機能


  •  解剖学研究室では、”形”の面白さ、”形”の中に秘められた謎に対して好奇の目を向け、”形態学”の視点から研究を行っています。
    一個の受精卵から様々な”形”の細胞が分化し、それらが集合して一個の動物体が完成します。また、長い進化の過程で様々な動物種が数多く生み出されます。 本研究室では、特に、生殖細胞をはぐくむ生殖腺の発生、細胞分化、免疫、進化に着目し、特殊性と普遍性を明らかにすることを目的とし、様々な角度で研究を行っています。
    本研究室の特色は、
    1)種々の動物を肉眼レベルから電子顕微鏡レベルまで”形”を見ることから始まり
    2)”形”の変化の中で、既知の分子、遺伝子産物の動態
    3)”形”が教えてくれる未知なる分子の探索と単離
    4)”形”が作る過程での分子の役割について―
    肉眼解剖、組織から分子生物学、ノックアウトマウス作製などの発生工学まで様々な手法を用いて幅広く解析していることです。


    解剖学研究室では、広く生命現象から自分の興味に基づいて研究テーマとすることができます。
    ひとつ尋ねればふたつみっつと返してくれる親切熱心な先生、先輩に囲まれて、日々研究者として成長していくことができるでしょう。マイペースで。
    ゼミの後の語らい、”お誕生日会”、来訪者、個人の内なる衝動、など様々な理由でよくお酒を飲みます。さしつさされつ、他の研究室との交流も深いです。
    ”解剖学”という名前のインパクトに負けない、実を伴った研究室です。場所は3号館2階。ドアのところには”土足厳禁”とありますが、気にせずそのままお入りください。


    東京大学獣医解剖学教室の歩み


    講義・実習に関して
    獣医学専攻3年次の組織学講義および実習・比較解剖学講義および実習
    4年次の哺乳類生殖生物学講義の一部 を担当しております。


    本研究室では、大学院生を募集しています。興味のある学生はこちらをご覧ください。

    戻る