この本は、大学の授業の改善方法を述べたもので、獣医学教育の改善に直接利用でき
るものです。 |
「授業をどうする!」 カリフォルニア大学バークレー校の授業改善のためのアイデア集 B.G. Davis and R. Wilson 著 香取草之助 監訳 東海大学出版会 (定価:1,500円)
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内 容 第1部 授業改善のためのアイデア集 |
内容例
アドバイス 講義時間中の学生とのアイ・コンタクトの量を増やす |
○学生の観察を怠らない ――― 歴史学の教授の例
私は学生たちの顔をよく注意して見ています.クラスが退屈していたり、混乱していては、おちおち講義をしていられません.学生たちの目がとろんとしているようなら、私は講義を中断して、「ちょっと速く進みすぎたようですね」とか「一部の人には、ここのところがどうも明確につかめていないようですね」などと言ったりします.
☆何人かの教員はクラスの学生全体に向けて質問を発することを好んで行っています.ほかの教員は講義を中断して、「何か質問したいことがありそうだね、ジェリー」とか皆さんの中にはあまりよくわからないよという顔をしている人がいますね、サリー、どんな事がよくわからないのか指摘してくれませんか」などと、学生に名指しで話しかけることが効果的であることを指摘しています.
大学教員(助手以上)で授業改革に熱意をお持ちの希望者に、この本を無償で配付いたします。
ご希望の方は、下記のメールアドレスまで、郵便番号・住所・所属・職名・氏名をお書きの上お申し込み下さい。その際、メーリングリストへの参加希望の有無もぜひお書きになって下さい。
【お読みになった後は、必ずご意見・ご感想をお寄せ下さい。】
申込、読後感想: aozaki@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp