東京大学附属動物医療センター
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動物医療センター
について

動物医療センターは、獣医学教育に必須な施設として農学部内に設置され、各種の病気に罹患した動物の診療行為を通じて、 主として病気の原因、発生機序、診断、治療、予防等に関する教育・研究が行われています。 従来から使用されていた老朽化した建物の改築を機に、より高度の機能を有するベテリナリーメディカルセンターが完成し、 平成3年度からは本センターの施設を利用して、診療活動と共に動物の病気に関する集学的教育研究が行われています。

ごあいさつ

中山裕之  東京大学動物医療センターの玄関前に立派なカイゼル髭の胸像があります。1880年(明治13年)にドイツから渡日し、東京大学農学部の前身、駒場農学校で獣医学を教えたヨハネス・ルードビッヒ・ヤンソン(Johannes Ludwig Janson)の像です。 動物医療センターの前身である駒場農学校動物病院は1881年11月に開設され、ヤンソン先生の指導のもと獣医臨床教育の場として活動を開始しました。ヤンソン先生は試験の際に英語で出題し英語で回答させるなど、国際化を視野に入れた教育を始めたのです。 以来135年にわたって動物医療センターは常に我が国の獣医臨床と獣医学教育の先端を担ってきました。私たちは長い伝統のある東京大学動物医療センターで働くことを誇りとし、充実した臨床、教育および研究を推進することにより、 国内ばかりでなく世界をも見据えた獣医臨床と教育のリーダーをめざしたいと考えています。

東京大学動物医療センターの使命は、1)的確な診療内容と十分なコミュニケーションによる飼い主様に満足していただける獣医療の提供、 2)臨床獣医学に関する最新の知見を常に取り入れ診療水準および治療の向上に役立つ研究の推進、3)優れた技能と豊かな人間性を兼ね備えた次世代を担う獣医師の育成です。 加えて4)本センターで働く教員、研修医および各種職員が誇りを持って働ける明るい職場づくりをめざしています。

ヤンソン先生は22年もの長きにわたり我が国の獣医学教育に身を捧げ、多くの後進を育てました。現在は奥様の出身地である鹿児島で永遠の眠りについています。 動物医療センター入り口のヤンソン像を目にするたび、かつてヤンソン先生がめざした世界に通用する獣医臨床、獣医学教育に思いを巡らし、上述した動物医療センターの使命について暗誦しています。 東京大学動物医療センターの使命と活動についてご理解くださいますよう何卒よろしくお願いいたします。

センター長  中山裕之

年報

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