東京大学獣医学畜産学
 

Up date 2023.9.20.

令和5年10月

獣医学・畜産学・応用動物科学同窓会
東京大学優駿会会員 各位

東京大学優駿会
会長 西村亮平


同窓会開催のご案内

 日本の夏は年々暑くなっておりますが、今年はもはや温帯地方と呼ぶレベルではない暑さが長期にわたり続きました(今原稿を書いている段階でもまだまだ暑いです)。 体調を崩された方もおられたかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。本年も優駿会の季節がやってまいりましたのでご案内申し上げます。 一昨年、昨年は新型コロナ感染症拡大防止に対する大学の方針を鑑み、ZOOMによるオンライン開催とさせていただきましたが、本年は対面に簡便なオンラインを加えたハイブリット形式で開催いたします。 また簡単ではありますが、会場横での懇親会も計画しております。多くの会員のご参加をお待ちしております。

 内容につきましては下記にあります通り、まず例年通りの総会において獣医学・応用動物科学専攻の現状について専攻長・施設長からの報告をお願いしております。会計報告に引き続き、ヤンソン賞講演会を企画いたしました。

 平成25年に創設されたヤンソン賞は、海外で活躍する同窓生、社会で活躍する女性同窓生、東大内で活躍する教員や研究員、学部講師などを推薦・選出して講演会を開催することを目的に設置されました。

 今年度のヤンソン賞講演会では、ペンシルバニア大学にて眼科専門医ACVO Diplomateとして遺伝性眼科疾患の研究者としてご活躍されている宮寺恵子先生、京都大学ヒト行動進化研究センターにて霊長類の麻酔を中心に臨床に研究にご活躍されている宮部貴子先生、本学内科学研究室および附属動物医療センター病理遺伝子診断部にて腫瘍や感染症の基礎研究から臨床検査まで幅広くご活躍されている後藤(越野)裕子先生の3名の先生方にご講演をお願いしております。

 それでは秋の東大農学部構内で皆様とお会いできることを楽しみにしております。



日時:令和5年11月12日(日) 14時から18時頃
場所:東京大学農学部フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
   およびZoomによるオンライン開催のハイブリッド
同窓会参加費:無料
懇親会参加費:3,000円(昭和48年以前にご卒業の会員およびそのご家族は無料)
同封の振込用紙にて参加費をお振込みください
当日、受付でのお支払いも可能です(飛び入り参加も可能)


参加登録フォーム
(クリックでURLに移動します)

式次第


14:00-14:25 優駿会総会
 ① 獣医学・応用動物科学専攻の現状報告
 ② 会計報告
 ③ その他

14:25-14:30 会長挨拶

14:30-16:15 ヤンソン賞授賞式・受賞記念講演
 14:30-15:05 ① 宮寺恵子(ペンシルバニア大学)
         『遺伝子治療ができるまで-動物の遺伝性眼疾患を追って』
 15:05-15:40 ② 宮部貴子(京都大学)
         『非ヒト霊長類の福祉向上をめざして』
 15:40-16:15 ③ 後藤(越野)裕子(東京大学)
         『大学附属動物病院の隣で臨床研究』

16:15-16:30 記念撮影、閉会

問い合わせ先:優駿会幹事 中川 貴之(獣医外科学 准教授)
TEL: 03-5841-5414;E-mail: anakaga@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
facebook:https://www.facebook.com/yushunkai

□過去のヤンソン賞講演者 (平成25年~令和5年)

<平成25年>
 1.寺部正記(米国NIH National Cancer Institute)『癌免疫療法の最新事情について』
 2.前田(豊崎)朋子(塩野義製薬(株)創薬研究所)『製薬企業における獣医学・応用動物学教育の価値』
 3.金井克晃(獣医解剖学教室・准教授)『SRY/SOX遺伝子と細胞/組織分化の運命決定』
 4.早川晃司(細胞生化学研究室・特任助教)『創薬と再生医療を目指した幹細胞からの神経細胞の再生』
<平成26年>
 1.平澤健介(Associate Professor, Memorial University of Newfoundland, Canada)『カナダ地方大学で基礎研究を行う意義と現状』 
 2.平澤(佐野)みちる(Professor of Neuroscience, Memorial University of Newfoundland)『北米における女性科学者としての独立のすすめ』
 3.角田 茂(実験動物学研究室・准教授)『遺伝子改変マウスの作製・バイオリソース化とサイトカインの機能解析』
 4.川口 寧(東京大学医科学研究所・教授)『ヘルペスウイルスの病態発現の分子基盤とその応用』
<平成27年> 
 1.菊水健史(麻布大学獣医学部・教授)『ヒトとイヌの共生を支える認知、神経内分泌機構』
 2.滝澤 聡子(東レ株式会社 先端融合研究所)『体液中マイクロRNAによるがん検査の可能性』
<平成28年> 
 1.美津島大(山口大学医学部・教授)『脳情報の解読を目指して:動物と話ができるかも?』
 2.宮沢孝幸(京都大学ウイルス研究所・准教授)『レトロウイルスと哺乳類の共進化』
<平成29年> 
 1.遠矢まゆみ(中外製薬株式会社製薬本部)『バイオ医薬品を創る』
 2.小倉淳郎(理化学研究所バイオリソースセンター)『マウス発生工学技術の開発とその応用研究』
<平成30年> 
 神谷和作(実験動物学、順天堂大学医学部准教授)『実験動物とiPS細胞を用いた難聴の治療法開発』
<令和元年> 
 前田健(国立感染症研究所)『SFTSの発見からその対応まで』
<令和3年> 
 1.片岡直行(細胞生化学研究室・准教授)『RNAプロセシングとRNA病』
 2.伯野史彦(動物細胞制御学研究室・准教授)『血中アミノ酸プロファイルによる未病診断と先制医療』
 3.清川泰志(獣医動物行動学研究室・准教授)『ラットの情動コミュニケーション』
 4.松脇貴志(獣医生理学研究室・准教授)『感染ストレス環境下における中枢性ストレス反応機構』
<令和4年>
 林慶(コーネル大学)『終わりなき外科学修行の旅―苦闘の経験から考える獣医学教育の展望』
<令和5年>
 1.宮寺恵子(ペンシルバニア大学)『遺伝子治療ができるまで-動物の遺伝性眼疾患を追って』
 2.宮部貴子(京都大学)『非ヒト霊長類の福祉向上をめざして』
 3.後藤(越野)裕子(東京大学)『大学附属動物病院の隣で臨床研究』

優駿会のFacebookページ:https://www.facebook.com/yushunkai

○その他のニュース・お知らせ

1)優駿会女子部会からのアンケートのお願い

近年の優駿会の女性会員数の増加と優駿会活動の活発化を受け、優駿会の下部組織として、女性同窓生間のさらなる交流を目的とした会を設立致します。

この会では、多くの女性卒業生が一度は直面するキャリアデザインや生涯教育の機会確保の課題について共に考えることで、女性ネットワークの構築と個々人の能力向上につなげたいと考えております。

女子部会を始めるにあたりまして、東大獣医学・畜産学・応用動物科学専攻の女性卒業生の皆様方の現状、男性会員の目線からの女子部会に望まれることなどに関しまして、webアンケートを実施致します。

下記の女子部会のアンケートにつきましては、 こちらをクッリクして頂き、アンケートにお答え頂けますと幸いです。


男女問わず一人でも多くの同窓生の皆様に、webアンケートにご協力をいただければ幸いです。

問い合わせ先:Yushun.joshi@gmail.com(優駿会女子部会専用メール)



2)優駿会名簿について

同窓会名簿は3~4年おきに作成しています。

最新版は「2021年6月版」になります。(2023年9月現在)

住所変更、職場変更がある方は、職場変更届け欄に記載された住所に郵送または電話でご連絡ください。または電子メールで届けることもできます。


3)令和4年度ニュースレターの発行

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