皆 様 2004.1.15

獣医学教育改善の署名の件ですが、連絡が遅くなり申し訳ありません。現在のところ、以下のような状況になっていますのでご報告します。

唐木

1)文科省との折衝について
私たちの目的は、最低限、農学部長会議基本方針の線で改善の方向をオーソライズしてもらうことです。そのための第一歩は文科省協議会の答申をその方向で出してもらうことですが、現在そのたたき台を座長がまとめている最中であり、今年度中にはその内容が明らかになるようです。獣医師会とともに文科省に伺ってご協力をお願いをしているところですが、担当課としても私たちの署名を非常に重く受け止めて鋭意努力をして下さっているものと感じています。私たちの署名が、事態を良い方に向か
わせる力になるためにはどうしたらいいのかについては慎重に検討をしていますが、まだたたき台の内容も分からないので、それができた時点で大臣にお会いするのが、具体的なお願いの内容もはっきりするので、最も効果的と考えています。

座長のたたき台が協議会に提出されると、協議会での審議が始まりますが、委員の多くは改善の必要性を認めています。しかし、具体的にどの程度の改善をすべきかが
焦点になり、その行方が教育改善の方向を決めると思いますので、その時点で委員にも署名のコピーをお渡しして、獣医界の総意としてよい方向で決着をするようにおいするつもりです。

2)農水省との折衝について
農水省は獣医師国家試験を管理し、獣医事を担当する立場として、獣医師教育に関心を持ち、その改善について文科省とも話し合っていただきたい旨お願いをして、担当課長に署名をお渡ししました。課長は重大な問題として受け止め、鋭意努力をすると言っておられました。農水大臣についても、文科大臣とお会いするタイミングにあわせて、お会いするつもりです。なお、前述のような農水大臣への要望内容が要望書に明確には書いてなかったので、この点を付け加えるつもりですのでご了承ください。

3)関係大学長について
関係大学長への書名の送付も、両大臣にお会いするタイミングに合わせることになります。

署名をお寄せいただいた多数の皆様からその後の状況の問い合わせを頂きながら、はっきりしたご返事をすることができずに大変に心苦しく思っていますが、私たちの目的はあくまでよい結果を出すことであり、そのためのベストのタイミングを計っていることをご理解いただいて今しばらく時間を頂きたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。


皆 様

署名運動の最終結果のご報告です。

おかげさまで総計811名、国立大学については約80%の教員のご賛同を得ることができました。

署名をすることにより皆様が教育改善の必要性について考えていただけるものと期待をしていましたが、大きな成功を得ることができました。

しかし、署名の成功はこれからの運動の始まりです。多くの署名の力で関係者を動かし、教育改善に向けて進んでゆくように努力をします。

皆様の益々のご支援をお願いします。

唐木英明 2003.12.05

12月12日現在の署名人名簿 (最終)


皆様

皆さまのご協力により署名は600名を超え、国立大学教員については約9割に達しました。また、皆様の呼びかけで開業の先生方からも毎日新たに署名をいただき、この運動が獣医界全体の動きになってきていています。お礼を申し上げます。

選挙も終わり、要望書を提出する時期も近づいてきました。要望書の提出者は署名を下さった方全員で、その名称を「獣医学教育担当教員および賛同者」としようと考えていましたが、責任者名をはっきりさせる必要であるとのご意見があり、喜田宏先生、 種池哲朗先生、 五十嵐幸男先生に世話人としてのお名前使用をご承諾いただきました。また、提出先に獣医師国家試験を担する農林水産大臣を加えました。

以上、ご報告しますとともに、新しい要望書をHPに掲載します。

なお、署名は今後も継続しますので、よろしくお願いします。

唐木英明 2003.11.11


 

獣医学担当教員・獣医学関係者の皆様

本年はじめに文科省協議会が発足したとき、若手教員115名のお名前入りの要望書 を頂きました。その内容は、全国協議会と農学学部長会議の決定に沿って教育改善を実施することでした。文科省協議会などで説明をし、議論をするときには、多くの若手教員のお名前が私の支えになっています。

文科省協議会の動きは重要な局面を迎え、教育改善を確実なものにするための最後の努力が必要なときが来ました。そこで、教育改善の鍵を握る文部科学大臣と関係大学学長に、要望書を送りたいと思います(要望書は教育改善HPにも掲載します)。

送り主を誰にするのかについては全国協議会、国公立協議会においてご相談しましたが、これまで何度か協議会名でお送りしたので、今回は若手教員の署名活動に習って個人名を記して、協議会という名前の裏にはこれだけ多くの教員がいるという実感をもってもらうことにしました。

したがって、この署名運動は、私がまとめ役になって、獣医学教育関係者個人にお願いするという形式になります。個人の判断で署名をするかどうかをお決めください。

このお願いは、メーリングリストでお送りするとともに、私の手元にある皆さんのアドレスでもお送りします。周囲の方にも声をかけていただき、協力をお願いしてください。国公私立大学を問わず、ご賛同いただける方は、下記の要領に従って手続きをお取り下さい。 なお、要望書の文面については、皆さんのご意見で多少の改訂があるかもしれないことを御了承ください。

よろしくお願いします。

要望書にご賛同頂ける方は、ペットポータルという下記のURLにアクセスしてください。申し込みフォームがあり、自動的に署名できるようになっています。

http://www.petportal.jp/mt/

12月12日現在の署名人名簿 (最終)

唐木英明