宮崎大学農学部獣医学科卒業生が行った
獣医学教育の現状に関する 卒業生へのアンケート調査

宮崎大学獣医学科の卒業生有志が当学科卒業生を対象に「獣医学教育と学科再編」に関するアンケートを行い、獣医学科はその結果をまとめた報告書を頂きました。この調査は卒業生有志が自主的に行ったものであり、学科教員は全くタッチしておりません。

我々教員には耳の痛い意見もあり、また一生懸命に教育したのにそれが正当に評価されていないという教員もいますが、卒業生が獣医師として社会の中で獣医学教育をどのように改善すべきと考えているかを知ることは重要であると思います。有志一同はこの報告書を「獣医学教育改善」ホームページに掲載することを望んでいます。獣医学教育に携わる教員は虚心坦懐に意見を傾聴すべきであり、学科でも公表に異論はありませんでしたので、ホームページに掲載頂けますと幸 いです。

2003/2/13
伊藤勝昭 (宮崎大学農学部家畜薬理学講座)


唐木教授:

突然のメールで失礼いたします。沖縄で田浦教授に紹介いただいた伊東輝夫と申します。宮崎大学を卒業後、外科の佐々木伸雄教授にご指導いただいて博士号取得し、今現在宮崎市で開業しております。

このたび卒業生を対象に獣医学教育と再編に関するアンケートを行い宮崎大学に提出いたしましたところ、伊藤勝昭教授が色々とお世話をしてくださり、本日先生あてにファイルを送付していただいたことを知りました。

長崎で先生の講演を拝聴し、その後HPでさまざまな経緯を知り、このような改革がいかに難しいかを認識するとともに、熱意ある先生方の根気強い努力を知るにつれ、われわれ若輩も未来学生のために在野から意見を述べるべきではないかと今回の企画にいたりました。

なにぶん若輩ゆえ現況を熟慮することもできず、協議会の皆様には失礼な内容もあるかとは存じます。しかしアンケートに寄せられた意見の数々から、教育改善への願いは皆同じだと確信しております。やや偏った内容ではありますが、現場獣医師の切実な思いをくみとっていただき先生のご感想等いただけると幸いです。今週末に若手の同窓会があるので今回の結果を報告し、教育問題を話すことになっております。

間違いや不都合があればできるだけ訂正いたしますので遠慮なくお申しつけください。先生方のご活躍を九州よりお祈りしております。

2003/2/13
伊東輝夫

PDFファイル 70ページに及ぶ資料です。印刷してお読みください。