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専攻紹介

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Laboratory of Veterinary Pharmacology

【スタッフ】

教授 尾崎 博
准教授 堀 正敏
助教 梶 典幸

【関連学会】

  • 日本獣医学会
  • 日本薬理学会
  • 日本消化管学
  • 日本平滑筋学会
  • 日本循環薬理学会
  • 日本神経消化器病学会
  • 日本トキシコロジー学会

【主要な研究テーマ】

  • 平滑筋細胞の生理・薬理・病態
  • 消化管運動系と免疫系細胞のクロストーク
  • 血管内皮細胞の分子病態機能学
  • 筋線維芽細胞の細胞生物学と病態での役割
  • 海産生物ならびに食品由来の天然生理活性物質の探索

内臓臓器の一部を構成する平滑筋細胞は、消化管運動や血管径の調節、膀胱や子宮などの泌尿生殖器の機能、瞳孔径の調節をはじめ多くの生体反応に大切な役割をはたしています。また、平滑筋細胞と並んで血管を構成する内皮細胞は、生理的な血管径の調節や透過性調節だけでなく、動脈硬化や癌など多くの疾患とも深い関わりを持っています。一方、肝臓や消化管をはじめ多くの臓器に分布する筋線維芽細胞は、筋細胞にも分類される支持細胞の1つであり、様々な疾患時に平滑筋様の細胞へと変化し、遊走や免疫応答機能を発揮し、創傷の治癒機転や組織の線維化に関与しています。私たちの研究室の大きな研究テーマは、これらの細胞の細胞機能を紐解くだけでなく、個々の細胞間で、あるいはこれらの細胞とマクロファージや肥満細胞などの免疫担当細胞との間で、どのようなクロストークがなされ、病態発生に関わっているのかを、機能と形態の両側から、細胞、組織、個体レベルで解明していくことです。

研究室のもう1つの大切なテーマは、天然有機化合物の生理活性の探索です。自然界に存在する多くの有機化合物は「毒」であり、生物が自らの身を守るために用意した巧妙な武器ですが、一つの天然毒の生理活性の解明はその標的分子の研究分野を飛躍的に進歩させます。一方、食品中には体に有益な作用をもたらす天然化合物も数多く含まれます。現代社会では食品成分の持つ生体への有益、あるいは有害な影響を科学的に実証することが求められており、食品成分も視野に入れた天然有機化合物の生理活性作用の解明を手がけています。

【教員の声】

・ワずは、今自分が知りたいことにひたむきに立ち向かう、ピュアサイエンティストであって欲しいと思います。1人1人が独立したテーマを持って楽しんで実験し、論文を公表するまでの苦楽に富んだプロセスを経験してほしいと思います。生物学は実験科学であり、実験というプロセスを経て証明するもの。手を動かして初めて成果を得ることが出来るのです。良いアイデアは日々の地道な実験の積み重ねの中から必ず出てきます。興味のある方は、是非HPを見てください。http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/yakuri/

【学生の声】

薬理学教室は何事にもNo. 1を目指している。ソフトボール大会、麻雀大会、フットサル大会もすべて優勝経験がある。ん??。しかし当然遊んでいるばかりではない。研究面でのactivityも高く、常にone more figureの精神でqualityの高い研究を目指しているのだ!学部学生から見るこの教室の印象は、まず皆さん親切なこと。分からない事は誰にでも聞ける、そして誰もが親切丁寧に教えてくれる。先生方も頻繁に話し合いの場を設けてくださいますし、上下左右コミュニケーションのよく行き渡った教室だと思います。これが薬理の自慢すべき宝であり、これからも大切にしていってほしい習慣です。