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*問題行動の診療に関する情報は右上「行動治療」のボタンを押してください。

<3.伴侶動物における問題行動の治療法に関する研究>

 問題行動とは、「飼い主が容認することができない、あるいは動物自身に傷害を与えるような行動」や「飼い主が生活する上で好ましくない行動」などと定義づけられています。獣医動物行動学研究室では、獣医動物行動研究会の協力を通じて、問題行動の治療方法に関わる臨床研究を行っています。
 また、<2.イヌの気質に関する行動遺伝学的研究>の一環として、シバイヌの攻撃行動や常同障害を取り上げて研究を行っています。

柴犬の飼い主さん募集!2017.8.4.

獣医動物行動学研究室では、現在以下の研究を実施しております。

『犬の脳波異常による問題行動に対するゾニサミドの作用に関する研究』

 犬の攻撃行動や自傷行動といった問題行動は、動物の飼育放棄や殺処分に繋がることがあり、近年社会的な問題に発展しつつあります。東京大学附属動物医療センター行動診療科では、問題行動の類症鑑別の一環として、頭部MRI検査および脳波測定を導入し、脳波異常の出現率および抗てんかん薬による治療反応性を調べたところ、検査実施症例の半数以上で、脳波異常が関与する問題行動を示していることが明らかとなりました。
 しかしながら、犬種や問題行動が多岐にわたるため、脳波異常が関与する問題行動の特徴や、各抗てんかん薬の特性を十分に評価できていない状況にあります。
 そこで、尾追い行動を示す柴犬を対象に、脳検査を実施し、ゾニサミドの有効性・安全性を調べることを目的に研究を開始しました。同時に、脳波異常や薬剤反応性に関与する遺伝的素因を調べていきます。

対象
・1歳以上10歳未満の柴犬 
・尾追い行動を1日1回以上示す (尾への唸りや噛みを伴う)
・東京大学附属動物医療センターへの来院が可能

内容
・カウンセリングおよびコンサルテーション
・アンケートへの回答
・一般検査(身体検査、血液検査、尿検査など)
・脳の精密検査(MRI、脳波測定など)
・検査結果に応じた薬物療法(3ヶ月間)
※研究の詳細や費用等については、下記までお問い合わせください。研究に参加された方は、検査費用の一部が免除されます。

ご協力いただける方は、お名前およびご連絡先を明記の上、下記までご連絡をお願いいたします。

FAX 03-5841-8190
電子メール ve{at}vbm.jp
アドレスを入力する際、{at}を@に変更して下さい。
また迷惑メール対策のため、タイトルは必ず「獣医動物行動学研究室へ」として下さい。
それ以外のメールは削除される可能性があります。

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獣医動物行動研究会に所属する獣医師の評価をまとめ、日本に暮らす96犬種の行動特性を解説しました。



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今回の研究のポスターです。
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