組織的な若手研究者海外派遣プログラム 「先進的獣医科学教育・研究における国際的な次世代リーダーの育成」  本文へジャンプ
 人獣共通感染症制圧のための先端研究リーダーの育成

「人獣共通感染症制圧のための先端研究リーダーの育成」では、近年人類社会を脅かす人獣共通感染症を克服するために、感染症の予防と制圧に向けた研究を推進するとともに、人獣共通感染症の教育・研究分野に貢献できる人材育成のため若手研究者を先進的な教育研究機関などに派遣する。申請機関では、Grobal COEプログラム「人獣共通感染症国際共同教育研究拠点の創成」により、感染症の発生現場で感染症制圧の指揮を執る海外の専門家を育成するためにZoonosis Control Doctor (ZCDr)認定プログラムの確立や、若手研究者ITP「動物・人・食品をめぐる感染症リスク評価に関するグローバルトレーニング」による、感染リスク評価専門家の育成や疫学・リスクアナリシス教育・研究の充実を目指している。そこで、本事業では、これらのプログラムとの相乗効果を狙い、より多くの若手研究者による海外協力機関との先端研究交流や国際共同研究の確立を目指し、さらにZCDr育成支援のために、日本の大学院生等を疫学研究や海外フィールド調査・研究に派遣・研修させ、人獣共通感染症教育研究拠点を中心とした国際的なネットワークを構築する。