組織的な若手研究者海外派遣プログラム 「先進的獣医科学教育・研究における国際的な次世代リーダーの育成」  本文へジャンプ
 世界で活躍できる環境マネージメントリーダーの育成

「世界で活躍できる環境マネージメントリーダー育成」では、残留性汚染物質等による生態系のリスクを解析するための研究基盤の確立と研究者の育成を目的とする。発展途上国における環境汚染は拡大し、地球規模で深刻な問題となりつつあるが、このような環境汚染を防ぐためには、毒性学、基礎生物学、野生動物生態学や獣医学の知識を融合しなければならない。予防的で持続可能な環境開発のためには、自然生態系を視野に入れたリスクマネージメントの教育研究が必要であり、獣医科学者・獣医師が最も的確かつ効果的に対応できる分野である。国際的に活躍できる環境マネージメントリーダーや動物保全医学研究者の育成を目的として、海外協力機関が実施する最先端の環境毒性学プログラムの研修やアジア・アフリカ地域などにおけるフィールド研修・調査・実践的教育研修や国際的な共同研究の推進を計る。