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 卵子にDNAを注入するための装置です。当研究室にはこの装置が5台あり、フル稼働しています。遺伝子導入の様子はこちらをご覧ください。

 

多くの哺乳類の全遺伝子配列が決定され、21世紀は農学もゲノム解析の時代に突入します。 それに伴い、遺伝学も交配を基礎とした従来の古典遺伝学から、積極的に遺伝子を改変する時代へと移行しています。 つまり哺乳動物の卵子に遺伝子を注入して、全く新しい遺伝子を持った動物や遺伝子の働きを抑制した動物を作り出すのです。

形質の変異から原因遺伝子を探る正方向遺伝学に対し、人為的に遺伝子変異を起こし、遺伝子の機能を調べる手法は逆方向遺伝学と呼ばれています。 応用遺伝学研究室では、生殖工学、発生工学の技術をベースに、哺乳類の卵、組織、個体に遺伝子を導入する逆遺伝学的手法を駆使し、遺伝子機能とその制御について以下の3つのテーマを中心に研究しています。

・哺乳類卵の減数分裂・初期発生の制御機構
・哺乳類卵および卵胞発達のメカニズム(卵シグナルのクロストークメカニズム)
・人工ヌクレアーゼによる哺乳類卵のゲノム改変機構

研究室の詳しい研究テーマはこちらのページから見ることが出来ますので、是非、たずねてみてください。興味を持った方、質問のある方はこのページの下にある連絡先に電話、メールなどで遠慮なく相談してください。

応用遺伝学研究室には農学部動物生命システム科学専修、大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻修士課程・博士課程の学生が所属しています。大学院生には学部生から研究室に残った人や、他大学・他学部から入ってきた人など様々なバックグラウンドをもった人々が集まっており、互いに切磋琢磨しながらそれぞれの研究に励んでいます。

また、教官と学生の話し合いも気軽にできる雰囲気ですし、コミュニケーションのよく行き渡った研究室です。年に1回研究室旅行に出かけています。2018年は伊豆河津に行きました。写真がありますのでご覧ください。

というわけで興味を持たれた方は気軽に応用遺伝学研究室の扉をたたいてください。

歓迎します!!

  

 


 遺伝子を組み込んだマウスを飼育するためのマウス室です。

   
     
 

応用遺伝学研究室では大学院生を募集しています。

生命科学に興味があり、研究をしたいという意欲にあふれている方を募集します。
将来研究者を志し、博士課程まで進学を希望している方、大歓迎です。
応用遺伝学研究室の見学を希望される方は下記に連絡してください。

受験される方の研究室見学は随時受け付けています。下記の連絡先へ連絡してください。

受験資格:

4年制大学を卒業された方、および3月に卒業見込みの方は大学院修士課程の受験資格があります。
6年生大学を卒業、または修士課程を修了された方、および3月に卒業・終了見込みの方は博士課程の受験資格があります。

募集日程:

平成32(2020)年度の募集要項は、農学生命科学研究科事務で4月1日より配布中です。

平成32(2020)年度の修士課程の出願は2019年6月、入学試験は2019年7月-8月に行われる予定です。

平成32(2020)年度の博士課程の出願は2019年12月、入学試験は2020年2月に行われる予定です。

詳しくは本学農学生命科学研究科のホームページをご覧ください。

 
   
杉浦 幸二 准教授
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 農学部7号館A棟302号室
TEL: 03-5841-5195
E mail: aks
Eメールアドレスは@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpを足してください。